![]() | 社会で子どもを育てる―子育て支援都市トロントの発想 武田 信子 (2002/11) 平凡社 この商品の詳細を見る 増える虐待、荒れる子どもたち。今、日本の子育ては苦況にある。もはや子育ては家庭だけの問題にとどまらず、社会的な支援の整備が急務となっている。そのために、社会が、個人ができることとは何か?国際都市トロントに学ぶ、日本の子育て環境変革の発想と方策。 |
著者略歴
武田 信子
1962年名古屋市生まれ。東京大学大学院教育研究科博士課程単位取得退学。臨床心理士。二児の母親。現在、武蔵大学教職課程助教授、学生相談室コーディネーター。養育・生活環境を整える中で心の問題を予防・改善する仕事に取り組む。1999~2000年トロント大学大学院客員研究員として、ソーシャルワーク教育、コミュニティワーク、子育て支援等を研究。「共感の根」2003日本プロジェクト代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【目次】
序章 日本の子育てはどうなっているのか
第1章 ソーシャルワークと子育て支援
第2章 子育て期を支援する
第3章 「私であること」と子育て環境
第4章 子どもを尊重するということ
第5章 トロントに学ぶ子育て支援実現の方策
第6章 これからの子育て環境づくり
【カスタマーレビュー】
私の教科書です
現在、育児支援をしていますが、この本は地域での育児支援の基本となるはずです。
今どきの育児中の親の気持ち、こどもの育ち、地域での立場、などを細かく報告し、育児支援の先進地ともいえるトロントでの育児支援の状況が書かれているので、今自分には何ができるのかを考えさせてくれ、その答えが書いてあります。
育児支援をしている方、今育児中の方にはおすすめです。
子育てする個人ばかりでなく、援助する人にも役立つ
少子化が叫ばれて久しい。その理由の一つに日本における子育ての難しさをあげる人も多いだろう。子育てが難しいのは「行政が悪い」からというのはたやすいが、われわれにも何かできないだろうか。著者は臨床心理士としての問題意識から出発して国際都市として有名なカナダのトロントで研究生活を送った。この本はトロントでの子育て支援のソーシャルワークの考え方を紹介している。ソーシャルワークについて私は今まで「弱者の相談に乗ってアドバイスをする」といったくらいのイメージしか持っていなかったが、この本を読むと、もっと積極的に行政・地域の人々との間に立ってさまざまな調整をする重要な役割を担っていることがわかる。
この本の特筆すべき点の一つは、単なる紹介にとどまっていいことであろう。トロントから学べるものを日本の実情に合わせて批判的に咀嚼してさまざまな提案を行っている。もう一つの特徴は、個人の取り組みばかりでなく社会としての取り組みに多くのページを割いていることであろう。たとえば、ボランティアで子育てにかかわりたいという人は多いだろう。そういう善意をまとめ上げ、行政と交渉したり、寄付を募ったりといった活動に踏み込んでの提案をしている。
子育てする個人ばかりでなく、専門家にも子育てを支援しようとするボランティアにもヒントが満載されており、一読ののち、必要なときに読み返す価値がある本だと思う。
▼ 子育て支援・育児・保育に関する本
※ 子育て支援の現在―豊かな子育てコミュニティの形成をめざして
※ 社会で子どもを育てる―子育て支援都市トロントの発想
現在、育児支援をしていますが、この本は地域での育児支援の基本となるはずです。
今どきの育児中の親の気持ち、こどもの育ち、地域での立場、などを細かく報告し、育児支援の先進地ともいえるトロントでの育児支援の状況が書かれているので、今自分には何ができるのかを考えさせてくれ、その答えが書いてあります。
育児支援をしている方、今育児中の方にはおすすめです。
少子化が叫ばれて久しい。その理由の一つに日本における子育ての難しさをあげる人も多いだろう。子育てが難しいのは「行政が悪い」からというのはたやすいが、われわれにも何かできないだろうか。著者は臨床心理士としての問題意識から出発して国際都市として有名なカナダのトロントで研究生活を送った。この本はトロントでの子育て支援のソーシャルワークの考え方を紹介している。ソーシャルワークについて私は今まで「弱者の相談に乗ってアドバイスをする」といったくらいのイメージしか持っていなかったが、この本を読むと、もっと積極的に行政・地域の人々との間に立ってさまざまな調整をする重要な役割を担っていることがわかる。
この本の特筆すべき点の一つは、単なる紹介にとどまっていいことであろう。トロントから学べるものを日本の実情に合わせて批判的に咀嚼してさまざまな提案を行っている。もう一つの特徴は、個人の取り組みばかりでなく社会としての取り組みに多くのページを割いていることであろう。たとえば、ボランティアで子育てにかかわりたいという人は多いだろう。そういう善意をまとめ上げ、行政と交渉したり、寄付を募ったりといった活動に踏み込んでの提案をしている。
子育てする個人ばかりでなく、専門家にも子育てを支援しようとするボランティアにもヒントが満載されており、一読ののち、必要なときに読み返す価値がある本だと思う。
▼ 子育て支援・育児・保育に関する本
※ 子育て支援の現在―豊かな子育てコミュニティの形成をめざして
※ 社会で子どもを育てる―子育て支援都市トロントの発想
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