ママでなくてよかったよ―小児がんで逝った8歳 498日間の闘い

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ママでなくてよかったよ―小児がんで逝った8歳 498日間の闘い ママでなくてよかったよ―小児がんで逝った8歳 498日間の闘い
森下 純子 (2003/11)
朝日新聞社
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「ママ、教えてくれてありがとう。僕、絶対に死なないから、がんばるから大丈夫」―絶望的ながん(横紋筋肉腫)を告知する母と、それを真っ正面から受け止め、精一杯生き抜いた6歳の子。
運命と呼ぶにはあまりにも壮絶な親子の闘病記。

目次
序章 新天地(こんにちは赤ちゃん、新天地を求めて)
第1章 発病(足が痛いよ、告知―逃れられない現実 ほか)
第2章 再発、そして転移(生きていた「岩ちゃん」、放射線治療が始まった ほか)
第3章 臨終―私の腕の中で(死んでもまた会えるかな?、病院に帰っておくれ! ほか)

カスタマーレビュー

読者口コミ評価・感想ママでなくてよかったよ―小児がんで逝った8歳 498日間の闘い
6歳で発病し、498日間の闘病生活、本当にやりたい事もいっぱいあったろうに本当に悲しみが残りました。6歳というまだまだ幼い子供が母に心配をかけまいと必死に痛みを我慢し、苦しい治療や副作用にも負けず「生きる」事を目指して癌と戦ったこの姿は本当にすばらしいと思う。癌の告知も受けながらも、明るく1日1日を大事に生きるこの姿に、いつも何も考えず1日1日を過ごしている自分を恥ずかしく思った。重信はこの短い人生で何をできたのだろうか。もっといろいろやりたかった事もあっただろうしかわいそうでならない。1日1日がん治療は進歩していると言うが、最終的には癌も普通に治る病気になるのだろうか。重信の苦しさ、母との別れる悲しさを考えるとほんとうにいたたまれない。重信が生きられなかった人生を変わりにもっと誠実に大事に生きて行きたい。
この本を読みながら自然と涙が流れた。重信を通して自分が今まで生きてきた人生を何回も考えた。本当に情けなく人には話すこともできない自分の生きてきた人生をこれからはもっと誠実に大事に後悔のない人生につくって行きたいと思う。

読者口コミ評価・感想忘れる事のできない一冊
癌の全身転移。想像を絶する痛みだと聞きます。
そんな痛みに耐えながらも人への気遣いを忘れない8歳の男の子。
「ぼく、死にたくない。ママのことが心配で死にたくないんだ」と言う言葉に涙が溢れました。
自分がいなくなったらママがどうなってしまうのか、1人で生きていけるのか心配でたまらなかったのでしょう。親子の絆の深さを感じました。
病名の告知、余命の宣告。大人でもうろたえてしまうのにこの子は本当によく頑張りました。
きっと今頃お月様に一番近い星になってママのことを見守ってくれていることでしょう。

読者口コミ評価・感想生まれ変わって
わずか8才の子が死を厳粛に受け止め,最後は受け入れる。
自らが逝った後の母を心配する。ママが心配で死ねないという。
全身の激痛に苦しみながらの1年以上の闘病生活。
よく頑張ったねしげくん。短く辛い一生だったけど,ママがたくさんの思い出の詰まったすばらしい本を残してくれた。それを読んだ人たちはみんな感動している。君はすばらしいものを残したんだよ。
君の望みどおり,生まれ変わってまた必ずママに会えるよ。
著者であるしげママは現在NPOを設立しチャイルドホスピスの設置に向け尽力しておられるとのこと。この本の印税の一部はそれに充てられるようです。
「しげくんネット」というサイトで生前のしげくんの写真が見られます。

読者口コミ評価・感想ありがとう。
「ママがぼくを叩いて気がすむなら、叩けばいい。あざになってもいい。叩いていいよ。好きなだけ叩きな。ぼくはへいきだよ。」本当に涙が止まりません。8歳の子がこんなにも辛い病気と必死に闘い続け自分に刻々と近づいてくる死に真正面から向き合いどんなに苦しい時でも母の事を思いつづけていた姿にも涙が溢れ出てきます。
私も一昨年大好きだった父を癌で亡くし私の固く閉ざされた心が楽になれました。
ありがとう、しげちゃん。本当にありがと。

読者口コミ評価・感想どんな言葉よりも伝わる命の大切さ。
本書は小児ガンにより、僅か八歳で亡くなった少年と、その母の闘病記である。
本書には全く飾り気はない。ただシンプルに彼らの感情や症状、苦しみを書き記すのみだ。
飾り気のない、そのピュアな手記だからこそ、その重みがひしひしと伝わってくる。

タイトルにも書いたとおり、これまで何度となく命の大切さを説かれたが、これほど命の大切さを実感することはない。また、彼らの一生懸命ひたむきに生きている姿は、私自身にも訴えかけるものがある。「彼らのように自分は頑張れているのだろうか?」

そうして自問したとき、私はまだ8歳の子供にも勝ててない!頑張らなくては!と奮い立たされる。


心打たれる闘病記
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