![]() | 涼宮ハルヒの暴走 (文庫本) 谷川 流 (2004/10/01) 角川書店 この商品の詳細を見る 「涼宮ハルヒ」シリーズ、絶好調の第5巻! 思えばハルヒに振り回された一年間だったわけだが、遊びすぎな夏休み、パソコン部の逆襲、そして命懸けの冬休みまで味わった俺は、来年の苦労を思うと封印した言葉が出そうになるよ……。 |
夏休みに山ほど遊びイベントを設定しようとも、宿敵コンピ研が持ちかけてきた無理無茶無謀な対決に挑もうとも、ハルヒはそれが自身の暴走ゆえとはこれっぽっちも思っていないことは明白だが、いくらなんでもSOS団全員が雪山で遭難している状況を暴走と言わずしてなんと言おう。
こんなときに頼りになる長門が熱で倒れちまって、SOS団発足以来、最大の危機なんじゃないのか、これ!?非日常系学園ストーリー、絶好調の第5巻。
【カスタマーレビュー】
「エンドレスエイト」は、一度は誰でも空想するような展開が面白く、この巻の中では一番よかった。
最後の解決策もしっかり伏線が張られており、構成も見事だと思った。
イベント事が多いのもよかったし、昆虫採集のくだりでは声を出して笑ってしまった。
「射手座の日」はなんとなく展開が読める話だった。作者はゲームを全然やらない人らしいのだが、作内に登場するゲームは非常にわかりやすく、また似たようなゲームをやったことがあるので入り込みやすかった。
「雪山症候群」は数学の雑学的な話が面白い。ただ最後のハルヒの納得の仕方にはちょっと疑問が残る。また、敵勢力がからんだ話として、今後のつながりに期待が持てる話であった。
今回は中編3つとも楽しめた。
角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの
「涼宮ハルヒ」シリーズ第5巻にあたる『涼宮ハルヒの暴走』です。
短編2本と書き下ろし1本の構成ながら、
あいかわらずのSFモード全開で事態が様々に錯綜する読み応えに溢れています。
短編1.『エンドレスエイト』
第3作「退屈」の短編・孤島症候群に続く、8月の夏休み後半が舞台。
様々なイベントを満喫しつつ、彼らも気づかない内に繰り返される無限の2週間。
晴れて明日を迎えるために必要な、彼女のやり残したこととは?
「消失」に続けとばかりにSF要素の深みが冴えます。彼女の意外な一面もちらり。
短編2.「射手座の日」
第2作「溜息」に続く、11月下旬のお話です。
処女作「憂鬱」にてハルヒによる強制セクハラ敢行に屈した
コンピ研部長がSOS団相手に艦隊シミュレーションゲームで逆襲します。
沈黙の魔術師・長門有希がハイパーコンピュータと化し、
無表情のままややムキになった彼女の問答無用制裁には爆笑必至。
ゲームの戦い方にSOS団メンバーの性格がよく反映されており興味深いです。
書き下ろし「雪山症候群」
舞台は12月末の大晦日直前、衝撃の第4作「消失」の後日談。
皆で楽しく過ごした12月24日の鍋パーティーの席で
鶴屋さんに招かれた雪山別荘地での不可思議な事件を描いています。
数学の知識を用いた謎掛けや珍しくハルヒ自身も体験する謎めいた様相、
様々な憶測の中、真実は雪の中に塗れたまま物語は終焉します。
これまでとは切り口を変え、短編「ミステリックサイン」を彷彿させる
読者に回答を委ねたようなミステリアスSFです。
次巻への壮大なネタ振りなのか、偶発なのか。ゲレンデには笑顔の鶴屋さんがいるだけで・・・。
かつてはただの寄せ集めだったSOS団メンバーの成長と一体感を感じられる描写にもにんまり。
今回は雪山症候群の謎解きが面白い。
孤島症候群は読んでも読者で想像が出来ないような少し自己満足系に終わってましたが、これは読者にもしっかり頭を使わせる謎解きでよかったです。まさかオイラーの多面体定理が出てくるとは…
射手座の日は、アニメですごいリアリティ溢れる演出で、小説ではどうかな、といった所ですが、さすがでした。しっかりと臨場感が伝わってきます。
そしてエンドレスエイト、は桁違いの時間の壮大さ。誰でも一度は考えそうなことを見事にやってのけました。夏休みの無限ループとは。
そして、何より、いとうのいぢさんの絵がレベルアップしたような印象です。すごい見やすいイラストになっています。
私のお気に入りの長門ちゃんがまたまた大活躍です。アニメでもありましたが、コンピ研とゲーム対決『射手座の日』を含む短編集です。彼女が頑張っているのはさすがっ!って感じですが、短編集のせいか、小粒の話が多く、それでいて、長門ちゃんの出番が多く、解決は頼りきりです。苦労してるような顔をしつつ、楽しんでるくせに、キョンが長門ちゃんに負荷をかけまくっているのが悪いっ!という気にだんだんなっていきますね。全体的にまぁまぁ、ではないでしょうか?
そして『雪山症候群』の黒幕ってだれ?
▼ 涼宮ハルヒ (文庫本) シリーズ
※ 涼宮ハルヒの憂鬱
※ 涼宮ハルヒの溜息
※ 涼宮ハルヒの退屈
※ 涼宮ハルヒの消失
※ 涼宮ハルヒの暴走
この記事のトラックバックURL
http://book298.blog54.fc2.com/tb.php/457-b0e8053a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
